ナショナル補聴器センターからのお手紙

2014年8月21日木曜日

耳掛け補聴器から音が聞こえない!まずは補聴器の状態をご確認ください!

暑さが厳しい折ですが、こんな時期は補聴器のトラブルも多くなります。
補聴器の音が急に止まると、仕事や生活に支障をきたし大変困ります。
すぐにお店に相談に行けない。どうしたらよいですか?という電話でのご相談を受けます。
電話口からは大変お困りな様子が伺えます。

翌日、ご来店いただき補聴器の状態を見させていただくと2つのケースに分かれます。
一つは、補聴器本体の故障で修理を受け付けるケースです。
もう一つは、お店で確認する前に補聴器から音が出ているケースです。
この場合は汗や・湿気を疑いますが、補聴器本体の故障の疑いも残ります。
音が出なくなった時の、補聴器の状態を確認することが大切です。
音が出なくなったら、その場で確認できる対処法をご紹介します。
まずは、慌てずに補聴器の状態を確認下さい。(耳掛け補聴器のケースでご紹介します。)

1.電池の確認
 電池が消耗していないか。
 電池が古くないか。
 電池のプラス・マイナスが逆ではないか。
 電池の絶縁シールをはがし忘れてないか。
 ※初心者の方・ベテランの方問わずよくあるケースの例です。

2.スイッチの確認
 スイッチを入れ忘れていないか。
 スイッチの入り切りの動作確認はしっかり・ゆっくり行ってください。最近の補聴器はスイッチを入れてから約6秒から12秒後に音が出る補聴器もあります。
 慌てずに、確認してください。

3.補聴器本体から耳栓(イヤモールド)を外してください。

 先の1.2を確認しても音が出ない場合は、耳栓(イヤモールド)の状態を確認します。
 本体のフック先端からイヤモールドのチューブを外してください。
 ここで、補聴器本体から音がでるか確認してください。
 補聴器本体から音が出た場合は、耳栓(イヤモールド)に原因があったと考えられます。
 耳栓(イヤモールド)の先端に汚れがつまっていないか、またはチューブ内部に水滴が溜まっていないか確認してください。
 チューブ内部の水滴は肉眼ではわかりにくいです。
 チューブ内部をエアーブロアーなどで数回、吹いていただくとく簡単に水分を除去できます。

4.お店にお持ちください。
 1.2.3まで確認して音が出ない場合は、補聴器本体を乾燥剤に入れて乾燥させてください。
 お店に連絡いただき、補聴器をお店に持参ください。修理お預かりをする可能性が高いです。
 代替え器の準備も必要になります。

 お店にお持ちいただいた時に補聴器本体から音が出た場合は、補聴器本体のマイク部に湿気や汗が浸透していた可能性も考えられます。
いずれにしても、本体に疑いがあるということに原因が絞られましたのでお店での点検にお越しください。

 1.2.3の確認で音がでた場合でも、安心せずにお店での点検にお越しください。
しっかりと、補聴器のケアをさせていただくきます。

また、どんな症状どんな対処をしたかのをお話しいただければ、お客様の補聴器の記録として残させていただきます。
補聴器は体の一部です。体調管理と同じようにしっかりと管理させていただきます。
補聴器の音が急に止まったら、まずは慌てずに補聴器の状態を確認してください。
そして、先の確認手順で音が出たとしても、必ず、お店での点検にご持参ください。